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株式会社モリのよもやま話~耐火性・耐久性~

株式会社モリの更新担当の中西です

 

耐火性・耐久性を高める!

ボードの種類と正しい使い分け術


今回は「耐火性・耐久性を意識したボードの選び方と張り方」について解説します

一口に「ボード」と言っても、実は種類が豊富で目的別に選定が必要
適材適所で使い分けることが、安全性・機能性・そして建物の長寿命化につながるんです✨


◆ まずは“ボードの種類”を知ろう!

用途ごとに最適なボードを選ぶことが、建物全体の性能を大きく左右します。


石膏ボード(一般タイプ)

最もポピュラーで、幅広い現場で使われている標準的なボードです。

  • 厚み:9.5mmまたは12.5mmが主流

  • 不燃性が高く、火に強い!

  • 壁紙仕上げ、塗装仕上げに対応

  • コスト・施工性バランス◎

➡️ 住宅・オフィス・店舗など汎用性の高い空間におすすめ!


強化石膏ボード(耐火・耐衝撃タイプ)️

内部にガラス繊維を混ぜて強化されたボード。
高い耐火性能と強度を兼ね備えています。

  • 火災時でも崩れにくく延焼を防ぐ

  • 衝撃にも強いため、ぶつかりやすい場所にも安心

  • 学校・病院・倉庫など公共施設で活躍!


耐水ボード(耐湿・防カビタイプ)

水回りにはこのボードが必須!
耐湿・防カビ性能を備えた仕様で、青や緑色が目印です。

  • 浴室・脱衣所・トイレなど水気の多い空間

  • 調理場や厨房、食品工場などにも最適

  • 外壁の下地材としても使えるタイプあり


◆ 耐火性を高めるには?

「耐火ボードを使えばOK」…ではありません‍♂️
張り方や構成の工夫が性能に大きく影響します。


✅二重張り構成(ダブルレイヤー)

12.5mm厚のボードを2枚重ねて25mmにすることで、
1時間耐火構造にも対応できるケースが多いです。

➡️ 共用廊下・階段・外周壁などに◎!


✅継ぎ目はずらして張る(千鳥張り)

縦横ピッタリに張ると、継ぎ目に負荷が集中しやすく⚠️
2層目は1層目の継ぎ目と重ならないようにズラして施工すると、
強度・耐火・耐震性が向上します!


◆ 耐久性アップの施工ポイント

長く安全に使える壁や天井をつくるには、以下の点にも要注意!

  • LGS(軽量鉄骨)の下地ピッチ調整
     @303、@455など、使うボードの仕様に応じた間隔が大切

  • ビスの打ちすぎ・打ち忘れに注意!
     打ちすぎは石膏がもろくなり、逆に打ち忘れは浮きの原因に

  • 開口部まわりの補強
     ドア・窓などは振動や衝撃が集中しやすいため、補強材を忘れずに!


◆ まとめ:正しい選定と施工が“安全”をつくる️

ボードの性能は**「どれを、どこに、なぜ使うか」**で大きく変わります。

✔️ 耐火性を求める場所には強化石膏ボード+二重張り
✔️ 湿気のある場所には耐水ボード+防カビ下地
✔️ 衝撃に備えるなら強化ボード+補強構造

そしてなにより、

「ただ張る」のではなく、「目的を持って張る」ことがプロの技術です。

私たちは、安全・快適・長持ちする建物づくりを目指し、見えない部分にも妥協しません